私たちがSiC製品の
3Dプリンタ技術に取り組んだ理由

わが国のものづくりでのエネルギー消費量は世界でも上位に位置しており、
従前から低炭素ひいては脱炭素への思いを抱えながらものづくりやサービスに取り組んで参りました。
開発品の多くは、お客様の『省エネ化』『効率改善化』に貢献すべく生まれました。

私達の事業の主軸のうちのひとつ「工業炉」

《日本全体で使用されるエネルギー消費量の18%が工業炉での消費》
と、とてもウェイトが大きいのです。
「ここでの省エネ化が日本の未来を握っている」と考えました。

…やっぱりここぬきで工業界は語れない

わが社には 『熱計算をはじめとする熱設計の技術』と『築炉や断熱施工の実績』があります。
《工業界の重要なテーマである”省エネ・環境問題対策”としてCO2削減と省エネを実現できる》

バーナーを自社で作ろう!

①当時リジェネバーナーが盛んに行われ、効果は実証されていたが、大企業以外なかなか普及していない
→まだまだマーケットはある
②既存バーナーから置き換えやすい構造のセルフリジェネバーナーが良いのでは?

セルフリジェネバーナー熱交換部だ!!!

ではなぜSiCなのか。
…ここが私達だからできる重要な理由。

わたしたちは、工業炉・電気抵抗加熱・高周波誘導加熱など様々な工業界の熱技術を専門に扱っています。
だから
「熱」や「温度」や「耐熱性や耐火性のある材料・材質」はなじみが深いのです。

▪︎セラミックスの高温特性
▪︎セラミックスのアルカリ、酸等への耐食性
▪︎特に炭化ケイ素(SiC)焼結体は熱伝導性に優れている

ここに注目し、私たちの知識と技術を存分に発揮できると確信したのです。
そして
この業界、試作・実験・実証が大事
だったら金型不要で製作ができ、テストのハードルを少しでも下げ
チャレンジ機会を増やさなきゃ。
その思いで3Dプリンタでの製造プロセスを選択。

熱産ヒートはこんな会社です

Since 1975
ものづくりの町・北九州で工業製品を商材としてスタート。
お客様の「この工程が大変、あの作業に困っている」「こうしてみたい、ああしたい」の声に寄り添いながら、お客様の課題にいっしょに取り組む研究開発型企業として発展してきました。

例えば、弊社が保有している高周波誘導加熱装置とその技術、ノウハウ。装置だけを提供しても個々のお客様のニーズには応えられません。
弊社はお客様の現状の声をお聞きし、弊社のもつ高周波誘導加熱技術が課題を解決できる!と確信し、その課題に応える製品を開発してきたのです。
お客様の「この工程が大変、あの作業に困っている」「こうしてみたい、ああしたい」の声に寄り添いながら、お客様の課題にいっしょに取り組む研究開発型企業として発展してきました。

【高周波誘導加熱を利用した弊社開発技術(局部熱処理技術)】
炉内でワーク全体を加熱するのではなく、部分的(局部)な熱処理を施す技術、溶接部に発生した残留応力を取り除く「溶接後熱処理(PWHT)」、軸径が穴径より大きいギアやカップリングなどを加熱することで穴径を膨張させる「焼き抜き、焼き嵌め」、溶接時の割れや硬化などの影響を少なくする「溶接予熱」等

【高周波歪取加熱技術】
造船業での「鋼板溶接後に生じる歪を取る作業」工程で、これまで熟練工の卓越した技が必要だったところを、高周波誘導加熱と制御技術を組み合わせ、火を使わずに誰にでも再現できる施工を可能に。

【高周波真空蒸着拡散接合(金属薄膜蒸着)技術】
ポリイミド樹脂(基板)に蒸着する金属薄膜の付着力を強化し、蒸着ムラのない均一な金属薄膜を実現。

【高周波フェライト組織微細化技術】
鉄骨構造物の溶接部など結晶粒が肥大な箇所では亀裂が一気に走り劣化や破談などの要因の一部となるが、この肥大した結晶粒を微細化し亀裂が成長することを防ぎ鉄骨構造物の延命化に貢献。

われわれが持つ高周波誘導加熱、他ひとつひとつの熱に関する技術と知識は
まだまだ未知の課題解決要素を含んでいる。
そう自負し、様々な業界のお客様と研究開発を進め
様々な技術を世に送り出しています。

会社概要

【創業1975年 熱制御技術メーカー】
熱産ヒート株式会社
代表取締役社長 川口千恵子

〒804-0077 福岡県北九州市戸畑区牧山海岸3番56号
TEL 093-873-5039

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当社のSiC技術をご紹介

なぜ当社はSiCが得意なのか。それはわたしたちが工業炉、電気抵抗加熱、高周波誘導加熱など、様々な工業界の熱技術を専門に扱う会社だからです。

熱産ヒートは研究開発型企業

お客様の「この工程が大変、あの作業に困っている」「こうしてみたい、ああしたい」の声に寄り添いながら。お客様の課題にいっしょに取り組む研究開発型企業として発展してきました。例えば、弊社が保有している高周波誘導加熱装置とその技術、ノウハウ。装置だけを提供しても個々のお客様のニーズには応えられません。弊社はお客様の現状の声をお聞きし、弊社のもつ高周波誘導加熱技術が課題を解決できる!と確信し、その課題に応える製品を開発してきました。

(高周波誘導加熱を利用した弊社開発技術)局部熱処理技術。炉内でワーク全体を加熱するのではなく、部分的(局部)な熱処理を施す技術溶接部に発生した残留応力を取り除く「溶接後熱処理(PWHT)」軸径が穴径より大きいギアやカップリングなどを加熱することで穴径を膨張させる「焼き抜き、焼き嵌め」溶接時の割れや硬化などの影響を少なくする「溶接予熱」等

(高周波誘導加熱を利用した弊社開発技術)
局部熱処理技術
 ・炉内でワーク全体を加熱するのではなく、部分的(局部)な熱処理を施す技術
 ・溶接部に発生した残留応力を取り除く「溶接後熱処理(PWHT)」
 ・軸径が穴径より大きいギアやカップリングなどを加熱することで穴径を膨張させる「焼き抜き、焼き嵌め」
 ・溶接時の割れや硬化などの影響を少なくする「溶接予熱」等

高周波歪取加熱技術
造船業での「鋼板溶接後に生じる歪を取る作業」工程で、これまで熟練工の卓越した技が必要だったところを、高周波誘導加熱と制御技術を組み合わせ、火を使わずに誰にでも再現できる施工を可能に。

高周波真空蒸着拡散接合(金属薄膜蒸着)技術
ポリイミド樹脂(基板)に蒸着する金属薄膜の付着力を強化し、蒸着ムラのない均一な金属薄膜を実現。

高周波フェライト組織微細化技術
鉄骨構造物の溶接部など結晶粒が肥大な箇所では亀裂が一気に走り劣化や破談などの要因の一部となるが、この肥大した結晶粒を微細化し亀裂が成長することを防ぎ鉄骨構造物の延命化に貢献。「われわれが持つ高周波誘導加熱、他ひとつひとつの熱に関する技術と知識はまだまだ未知の課題解決要素を含んでいる。」そう自負し、様々な業界のお客様と研究開発を進め、様々な技術を世に送り出しています。

会社概要

【創業1975年 熱制御技術メーカー】
熱産ヒート株式会社
〒804-0077
福岡県北九州市戸畑区牧山海岸3番56号
TEL 093-873-503

取締役会長 牛島正祐
代表取締役社長 川口千恵子